ホラー映画好きな友達と『エクソシスト~信じる者~』を観てきた。
(どうしてもエクソシストを観たいが一人では怖くて観れない という、うちの旦那も同行しました)
1作目のエクソシストは 1973年に公開された映画で 私的には、オカルト映画と言えばコレ! オーメンと並んでオカルト映画部門第1位! あんたが優勝!
と大絶賛する映画です。
「エクソシスト 信じる者」は、1作目に悪魔に取りつかれた少女リーガンもその母親クリスもちょっとだけ登場するので この話は続編という事のようです。
感想です。
****この先、完全にネタバレあります****
先に映画を鑑賞した友人から「激コワだった」と聞いていたけれど
1作目に比べたら、さほど怖くない印象。
あらすじは、わかりやすくて、面白かった。
この作品は、今流行りの「多様性」を取り入れているのか、娘たちを助けるために
立ち上がったのが、専門家の「エクソシスト」ではなく、色々な職業の人達 と言うのに「マジかw」 と ちょっと笑ってしまった。
ただ一途に「娘たちを助けるんだ!」という1つの目標のもと、一致団結のワンチームで悪魔退治にのぞむ・・・と、ウッカリ感動してしまう場面もあった。
最後に 悪魔から「どちらか一人の娘を選べ、助けてやる」と卑怯な提案をされるのだが 「どちらか」というのは、白人の娘か黒人の娘。
私は、映画で子供が死ぬ場面をみるのは大っ嫌いだし、
そうは言うても、2人とも助かるだろうって、高をくくっていたが大きな間違いで落胆した。
なかなか残酷で、片方が悪魔の罠に掛かかって助ける事が出来なかったんだぁ。
命を失ったのは、どっち?
白人の娘だった。
死んだのが黒人の娘でなかったのは、世論に配慮したのかな? などと 勘ぐりたくなくても良いような事を考えてしまった。
最後に
今まで、エクソシストと言う映画の中で「宗教」について 格式と厳かさ と どこか恐ろしい暗い部分がある そういうイメージを感じていた。
そして、悪魔と戦う神父は、個人的に苦悩と影を心に持っている完璧な聖人では無い。だけど 糸の様に細い希望を見出す事ができて 慈悲の心をもっている人。
そういう人物像を描いていた。
だから
エクソシストと言う映画は、内容が現代的に変わっても 根本的に、そこの部分だけは
絶対変えない「悪魔VS神父」というかたちの続編を作ってくれたら、もっと拍手喝采だったのになぁ。 私的には。
でも
Wikipediaで調べたら、どうやら三部作の様なので、今後はどうなるかは大変期待しています。
何はともあれ
エクソシストは、一番こわい映画だと 思う。