グゥーちゃんは 昼間ほとんど寝てばかりいる。
臥せているグゥちゃんでも こんなに美しい子だ
ご飯も急激に食べなくなったので
お医者さんに 「あげては ダメだってわかってるけど パンなら食べるんです」
と、訴えたところ
「パン、OKです! うどんや蕎麦の方が 塩分量が少ないから そちらの方がいいかも」
と 言っていただけた。
ほんとはインコに パンやうどん はダメなんですよ。そ嚢病になりやすいから。
でも、もう グゥーちゃんは、そんなことを心配している段階じゃないって 事なんだろうなぁ
と思いながらも、「パンOK!」の言葉を聞いて 泣けてきた。
体力なくて、 よろよろしているグゥーちゃんを見るのが辛かったから。
パンを少し食べると、それをエネルギーに変えて、シードやペレットを食べる様になるので、調子をみながらあげていこうと思う。
グゥちゃんは、寒さにもよわい。
グゥちゃんがいるところは、常に30度以上にしておかないと、丸まってしまう。
グゥちゃんは、朝昼晩と付き添ってご飯をあげないと 食べる気力も少なくなってきている。
辛いのだろうか 痛いのだろうか。
パンをあげるなんて 延命措置せずに 日々病状が悪化する前に 旅立たせてあげた方がグゥーゃんにとっては幸せなのだろうか。
そんな事 毎日ぐるぐるぐるぐる考えてると気が狂いそうだ。
お医者さんは、「放鳥すると体力を使うので外に出さない方がよいです」
と、仰ったけど
眠っているグゥちゃんに「お散歩いく?」
って声かけると 「お散歩」と言う言葉には、すごく反応して 瞳をカッと開いて
籠から出せ出せオーラを発散する。
こんなに うずくまって寝てるだけになっても グゥーちゃんは、外が好きなんだ。
そう思うとまた泣けてきちゃって。
籠の扉をあけると 私の肩にのる。
もう、部屋中を飛び回ったりはしない。
肩の上のグゥーちゃんを指でゆっくり撫でる撫でる撫でる
顔を寄せてスリスリしてみる。
グゥーちゃんと初めて出会ったホームセンターでのシーンが、つい三日前の事のように思い出す。
そして、また泣けて来ちゃう。